よくあるご質問

製品について

センシル(Censil C-30)と他のビタミンC製品との違いは何ですか?

他のビタミンC製品とセンシル(Censil C-30)の違いは「ピュアビタミンC成分(L-アスコルビン酸)」をハイスピードで皮膚の奥深くに浸透させる溶媒にあります。これまでのビタミンC 製品はピュアビタミンCが親水性であるという性質上、溶媒として水を使用するしか方法はなく、それらの製品の成分表を見ると、水の含量が一番多いことが解ります。(50% 以上)
また、水分が多く含まれていることにより、アルコールや防腐剤などの劣化防止剤を配合させる必要があり、ビタミンCの不安定・低い吸収率・高刺激という問題が発生するのに対し、センシル(Censil C-30)の場合、米国をはじめ、世界的に認められた特許技術であるATDS(両親媒性浸透システム)溶媒を使った点が最大の違いと言えます。
▼ 他のビタミンC製品-親水性 または油溶性
(*この場合はピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)ではなく、ビタミンC誘導体(L-アスコルビン誘導体)となります。)
▼ センシル(Censil C-30)-両親媒性

ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体とピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)の違いとは?

現在市場にはたくさんの「ビタミンC」製品がありますが、そのほとんどは「ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)」ではなく「ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体」です。「ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体」には、多くの異なる形(例えばリン酸アスコルビン酸マグネシウムやリン酸アスコルビン酸ナトリウムなど)があります。「ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体」の目的は、ナトリウムなどと結合することによってビタミンC(L-アスコルビン酸)の不安定な性質を安定させることや皮膚への浸透率を高めること(油溶性の向上)にあります。
ここで問題なのは皮膚内においてビタミンCとしての効果を発揮できる形態は 「ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)」なのに対し、「ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体」は分子構造を変えることで実際にビタミンC(L-アスコルビン酸)の効果を期待しにくいという点です。
もし同等の効果を求めるには、「ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体」は皮膚内においてビタミンC(L-アスコルビン酸)である「ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)」に転換されなければなりません。また「ビタミンC(L-アスコルビン酸)誘導体」は「ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)」に比べて吸収率が低く、たとえ吸収されたとしても、加齢と共に皮膚内において酵素に転換される割合も低くなっていってしまうということが知られています。
つまり、皮膚に対し最も効果を果たすことができるビタミンCは、吸収率が高く尚且つ安定した「ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)」のみであるといえます。

L-アスコルビン酸とアスコルビン酸の違いは?

簡単に言えば慣習的な表現方法の違いでありますが、もう少し詳しく言えばアスコルビン酸にはD体とL体という 化学的構造が異なるものが2つあります。しかしながらD体には生理作用が無く、私たちが通常アスコルビン酸と呼んでいるのはL体のL-アスコルビン酸です。 因みに日本薬局方(厚生労働省が管轄する医薬品の規格基準書)では、VCは「アスコルビン酸」と記載されています。

良いビタミンC 製品を選ぶ基準は?

ビタミンC化粧品の中で良い製品を選択するためには5つの条件があります。
▼ ピュアビタミンC(L-アスコルビン酸)である
▼ 高濃度である
▼ 安定性が高く酸化しにくい
▼ 表皮基底層と真皮層までの吸収力(浸透率)が高い
▼ 敏感肌にも使用できるよう低刺激性である

濃度は重要ですか?

ビタミンC製品においてその効果を期待する上で一番重要な要素の一つが濃度です。例えば皮膚の美容目的、あるいは処置や予防目的に使われる場合、ビタミンC(L-アスコルビン酸)の濃度が高ければ高いほどその効果が高いと言われています。

ビタミンC製品で浸透率が重要とされる理由は何ですか?

ビタミンC(L-アスコルビン酸)を塗布した時、肌の真皮層まで充分に到逹しなければなりません。 いくら濃度が高い製品であっても、浸透率が低く真皮層まで到達することができなければ、ビタミンC(L-アスコルビン酸)の效果を充分に発揮することができません。しかし、大部分の他の製品は真皮層まで達することができず、表皮レベルでの作用に止まってしまっているのが、従来製品の現状でした。

何故センシル(Censil C-30)は低刺激なのですか?

ビタミンC製品を塗った時、肌に対して感じる刺激の原因と考えられるものは3つあげられます。
1.アルコール
2.防腐剤(または保存料)
3.酸度(PH)
他のビタミンC製品は構成成分の中でビタミンC以外にさまざまな補助成分が含まれています。 特に防腐剤 (または保存料)、アルコールなどが一緒に含まれています。(一般的にビタミンCを水に溶解した場合、防腐剤の使用が不可欠とされています。)
防腐剤 (または保存料)やアルコールは、肌に対しての刺激を与えてしまう性質を持って います。また、肌は弱酸性なのに対し、水により溶解したビタミンCはPHが 2~3位までアルカリに傾いてしまうため、さらに刺激を与えてしまいます。
センシル(Censil C-30)は水を全く使用しないため、PHとの関係性が無く、リトマス試験紙による実験においても、 人間の皮膚のPH値と等しい酸度が見られました。
センシル(Censil C-30)は水を使用していない特別な溶媒 (ATDS方式)なので、アルコールや防腐剤を使う必要がありません。このことが低刺激性の理由です。
また PHと関係がないので肌に対しての刺激を最小化することができます。
※PHとは・・・水溶液中での酸度を示します。
【捕捉説明】
センシル(Censil C-30)の塗布直後、軽い熱感や刺激を感じられる場合の考えられる原因。
▼ 肌のキメの整っていない状態での塗布
▼ 乾燥肌
▼ 炎症部位に対する塗布
▼ 傷口への塗布

ご使用にあたって

ご使用方法のページもご覧ください。

センシル(Censil C-30)を掌に取った際に皮がむけてしまいました。

▼ C-30は水分に触れると酸性に変わる性質ですので、使用前には水分や汗を十分に拭き取ってからご使用下さい。
▼ 最初は1~2滴からご使用下さい。C-30の使用量が過度にならないようご注意願います。
▼ C-30のご使用時には他のAHA(アルファヒドロキシ酸~Alpha Hydroxy Acidsの略)成分が含まれているものと混合することは避けて下さい。

センシル(Censil C-30)を目の周りに使用したら赤みが出てしまいました。

▼ C-30のご使用の前にはしっかりと洗顔し、乾かして下さい。
▼ C-30は最初は1~2滴から使い始めていただき、1ヶ月程度経過してからその使用量を徐々に増やして下さい。勿論、使用量が過度になることは禁物です。
▼ 低刺激化粧水などでお肌を整えた後、ご使用されることにより緩和される場合もございます。

センシル(Censil C-30)を使用したら肌が乾燥しました。

乾燥肌の方がC-30をご使用される際にはしみるような感覚になることがあります。刺激に対しては、低刺激化粧水などでお肌を整えた後ご使用されることにより緩和されることもございます。また、通常のケアより保湿を強化してください。

センシル(Censil C-30)の効果はどれくらいで実感できますか?

早い方で1~3日の塗布で肌質の改善が感じられますが、改善には約3ヶ月の継続使用をお勧めします。
また予防やアンチエイジングの点から見ると、長期継続使用をお勧めします。

その他

レチノールとトレチノイン(レチノイン酸)の違いについて教えてください。

レチノールはピュアビタミンAで、トレチノイン(レチノイン酸)はビタミンA誘導体です。トレチノイン(レチノイン酸)はレチノールよりも効果があるといわれていますが、刺激が強くまた副作用もありますので、日本では医療機関(皮膚科)で処方してもらう必要があります。
一方、レチノール(ピュアビタミンA)は化粧品に配合できる量(最大:250,000IU, 0.075%)が定められていますが、毎日使い続けることでその効果を期待することができます。

ビタミンA、C、Eの併用のメリットを教えてください。

それぞれのビタミンが持つ働きに相乗効果を期待できます。一般的に20代、30代前半くらいまでは皮膚代謝の働きが活発ですが、30代後半からは少しずつこの働きが低下していきます。A+Eは皮膚を保護する効果があり、C-30との併用により、配合成分である高濃度ピュアビタミンCの持つ効果を期待どおりに発揮します。

トレチノイン(レチノイン酸)との併用は可能ですか?

トレチノイン(レチノイン酸)を使用している部位は作用が強く出てしまうことがあるため、念のためご使用を避けていただいておりますが、併用をご希望される場合はトレチノイン(トレチノイン酸)を処方していただいている医師にご相談ください。

キャリーオーバー成分は表示していますか?

当社は成分検査で検出されたキャリーオーバー成分も表示しております。A+Eに含まれるBHTは微量で、検出が認められたため全成分として記載しておりますが、酸化防止を意図して配合したものではございません。
※キャリーオーバーとは、原料に付随する成分で製品中には微量のため、その効果を発揮しない成分を指します。

A+Eは毎日、全顔に使用すると赤くなりますか?

赤くなりにくいです。通常、トレチノインと呼ばれるビタミンA誘導体成分は高い効果を得られますが、刺激が強く、副作用を発症することがあるため、医師の診察の上、部分的使用として処方してもらう必要があります。A+Eに含まれるビタミンAは高濃度で配合されていますが、その他の刺激成分を多く含んでいません。